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2019年12月

育ちあいプラスα ~新事業の預かり保育から学ぶこと~

今年度、新たにはじまった事業に、『 非在園児預かり保育 』 というものがあります。幼稚園に在籍していない2歳以上のお子さんを幼稚園で保育するもので、5月のスタートより毎月利用する方がいます。

附属幼稚園は縦割り保育のクラスを主体とし、日々の生活を送っています。日常の中で 【 年齢 】 も 【 身体の大きさ 】 も【 出来る事 】 も異なるメンバーで過ごすことは、一人ひとりの子どもたちの心に多様性を育む土台となります。その土台の上に「あなたとわたしは違うけれど、一緒は楽しいね」「ぼくはこれが得意。きみはあれが得意。できないことは助けてあげるよ」という、お互いの違いを受け入れ、共に過ごす喜びが生まれるのです。

非在園児の預かりを利用するお子さんは、毎日ではなく予定に合わせた利用ですので一週間に数回や、不定期での利用となります。年齢も2歳児、3歳児、etc・・・と様々です。在園児のこどもたちにとってはややもすると突発的に現れる印象で、戸惑うことになりそうですが、普段から多様性の中で生きているこどもたちは実に寛容です。「今日は○○君来ているんだね」「先生~!私△△ちゃんと遊ぶ~」と声をかけ誘いに来てくれます。非在園児の預かりに来ているお子さんは、受け入れられている喜びを感じます。初めて出会う家族以外のモデルが、温かい雰囲気のこころよい経験となります。『受容する』という今の時代に足りないといわれている心あたたまる場面を、作為的でなく自然につくりだすことができる。それが附属幼稚園のこどもたちなのです。

非在園児預かり保育の中で、在園児の柔軟に、豊かに共感する姿や温かさを、さらにたくさん発見することができました。こどもたちは一方的に何かを享受して育つのではなく、お互いが相互に働きかけ補完しあいながら育つのだと、改めて間近で見ることの出来た取り組みでした。

非在園児預かり保育担当 梁川 千尋

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