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2019年7月

あそびまつりの意味

先日、保育終了後に園の先生と一緒に「札幌保育セミナー」という研修会に参加しました。東京の聖心女子大学の保育経験のある教授をお招きして、「こどものあそびを見取る」ということがテーマで約2時間の学びでした。
その中で、これからの世界を担う人材の育成を考える時、「21世紀型スキル」を獲得していくことが大前提となる。みなさんの幼稚園では、その流れを意識していますか?という問いかけがありました。
21世紀型スキルとは、変化の激しいグローバル社会に必要とされる資質・能力のことで、認知能力、対人関係能力、人格特性・態度といった多面的な力が総合的に働き、個人の人生の成功と社会の持続的発展に貢献できる能力ということでした。

私たちが意識して取組んでいることに「あそびまつり」があります。「あそびまつり」は、ゆったりとした時間、こどもたちが関わりやすい環境(自然物、園庭、見守ったり援助する保育者など)と、共同してあそぶことのできる仲間(友達)を大切にした日常をつむいでいきたい思いから始まりました。
今では、こども達の大好きな時間です。それは、「自分のやりたいこと」を見つけて、思ったことが実現できる(自分のペースで実現できる)日だからです。その夢中になれる活動の中で、達成感や失敗感、喜びと悔しさ、共感と対立、誇りと挫折などの対立する感情も味わいます。
一見マイナスに見える感情や経験も、それを傍らで見守り、励ますヒト(保育者・友達)の存在があることで、大切な経験をすることができます。
また、自分の興味や関心を追うあまり、友達との遊びで気持ちの高揚の中で、いつもより大胆になり、小さなけがを負ってしまったり、洋服や靴を汚したり、ということもあります。そんな失敗や体験が、気持ちや行動の自己抑制への学びと考えることができます。人とかかわるときの自分なりのやり方を身に着けているといえるのです。

帰宅後、「あそんだ」=「学んだ」お子さんの話を聞き、その「勇姿」をたたえてあげてください。保護者の方からの肯定的な言葉や雰囲気が、次回の「学び」へと向かうエネルギーになることが間違いのない事実なのです。
どうぞ、よろしくお願いいたします。

主任 山本 里美子

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