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2020年6月

これからの生活

改めて、新学期が始まりました。とはいえ、今後の感染についての予測がつかない状況である以上、常に対応を機敏に取らねばならず、不安な思いは付きまといます。その中で幼稚園は、子どもたちの安心安全を基に成長を支えるものでありたいと思っています。

以下は、今の幼稚園にとって示唆的な考え方です。こども環境学会代表理事である仙田満氏の「新しい生活様式を画一的でなく」の一部です。

こどもの成長において密接は重要である。こどもは触れ合うことによって成長していく。体を接触させることによりさまざまな感覚を発達させていく。多くのスポーツも体を触れ、ぶつけ合う。こどもにとってあそびは「まなび」なのだ。人間のさまざまな力はこども時代に育まれる。その機会を奪わないで欲しい。
 こどもは保育園、幼稚園、学校で一緒にあそび、まなび、接触を通して成育して行く必要がある。問題はこどもにとって個体距離ゼロ(密接距離)の中でこそ安心・安全を感じることができるということである。ジョン・ボウルビーのアタッチメント(愛着)理論に示されるように、こども達は触れる、触れられる、いだかれる事によって安心を得て、外界へ挑戦できる。そして成長して行く。
 そのような親密な関係をコロナウィルスの影響で悪いものだという意識を植え付けられてしまうことがとても心配だ。もともと距離とは人間関係と密接に結びつけられる。親しい関係は近しい関係といい、疎な関係は遠い関係という。今回の問題はコロナ対策のための一時的なライフスタイルといえるかもしれない。しかし2年も3年も続くとも言われており、それがこども達にとって習慣化してしまう事が心配だ。こどもたちにそれが刷り込まれないようにすることはとても重要である。

仙田氏は、成長の特徴に応じた生活様式の規範を示すよう提言しています。私たちは、これまでの幼稚園の生活を見直し、子どもの育ちに直接結びつく内容を見極めて保育を行っていきます。保護者の皆様とご相談しながらの再構築です。何卒よろしくお願いいたします。

園長 小田 進一

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